CP 銀座ヨシノヤ「100周年記念広告」
靴ひもが祝賀な感じに遊ばせる。靴と面と向かっているかのようなアングル。「百」と漢字で流すあたりは銀座らしさ。シンプルな構成の中にも「凛」がある。キャッチコピーは「日本の、うつくしい歩み」とある。前首相のアレよりも遥かに説得力を放つ。
このヨシノヤはこれまでも広告に熱を入れている。2002年には社長が登場し、1979年頃の広告には、あの時代の先端の言い回しが見てとれる。そしてどこか、この“シューズフェイスアングル”にこだわりがあるようにもHPの広告史からわかる。
この100周年広告で私もGINZA YOSHINOYAを知ったわけで、超ビッグ企業だけでなく、いろんな会社が広告の常識とかをジャックしていってほしい。