シンガポール旅行記〜1巻〜
成田空港はたのしいところだと思って早くつきすぎる。もちろん成田エクスプレス使用。夕焼けが映える滑走路。持ち物検査はジャラジャラしながらパス。テレビは外人向けに大相撲。シンガポール航空に搭乗。CAがオリエンタル民族衣装。飛び交う英語。こちとら日本語。とうぜんエコノミーに着席。ベルトON。ケータイOFF。外はすでに夕闇。サヨナラ、トウキョウ。いざ、シンガポールへの空の旅!
ウェルカムドリンクはビールを選択。夜ですもの。Asahiでありがたく乾杯。しばし映画をみる。マリー・アントワネットの続きを空中で見るとは。そして出た、機内食!インターナショナルをオーダー。日本食は旅の間は食べないことを決意。離乳食よりはおいしく、マックよりはマズい。これで世界でも指折りだというのだ。空の世界も落ちたもんだ。でもビールはスーパードライ。いつの間にか消灯。でもダコタ・ファニングと豚の映画を見る。眠れぬまま6時間あまり。シンガポールの領土に入ったようだ。機体が傾いている。到着!
北緯1度のシンガポー。ボーディング・ブリッジですでに蒸す。春夏バージョンに衣替え。チャンギ空港のひとは親切。入国審査通過。パスポートに外国ハンコが押される。アメ玉が無料で貰えるんだろうが、もらって良いか英語で聞くことできず見ぬふり。両替へ。シンガポールドルになる。1SDは75円くらい。ただ紙幣、コインの種類が多い。2シンガポール$札がカッコイイ。
ホテルへ行きたい。現地のHISガイドさんが、アナイスルヨ。外に出てついにシンガポーの本物の土を踏む。蒸す。スーツケースにヒビを発見。とりあえずバスへ。道には誰もいない。そう、ホテルについたのは夜中の2時。
緊急事態発生。男どもの部屋のカードキーが作動しない。入れない。電話しようか。でもボディランゲージも必要になるだろう。ガイドはもういない。英語係のわたしが、フロントへ行くことになった。いま思う。なぜひとりで行かせられたのだろう。誰かついてきても良いのに。以下はその時の賢明な説明。
Excuse me.My room is 395.CardKey is out of order,so I can't enter the room.Help me.
通じた!おれ天才。新しいのをもらって入室。3人が寝泊まりするには充分。あすは7時起床。このとき3時。NHKがテレビで見れる。普段は絶対見ないのに、うれしい。さて、就寝。